Azuki, Makiba & Kinta's blog


イスラエルにて(12)ーメギッド
8月 28, 2011, 10:18 am
Filed under: Trip

ハルマゲドンの舞台とされるメギッド国立公園

 メギッドの山は古い時代の地層が

およそ26層も重なっている山です。

紀元前7000年頃から

紀元前586年まで

人が住んでいましたが、

それ以後は誰も住んでいないので

当時の町がそのまま廃墟と化し、

後に人の手によって

何も加えられることなく

遺跡になった大変珍しい場所です。

Megiddo was a site of great importance in the ancient world, as it guarded the western branch of a narrow pass and an ancient trade route which connected the lands of Egypt and Assyria.

ユネスコの世界遺産に指定されています

 メギッドはエズレル平野と

イスラエルの沿岸を結ぶ

山道の間に位置しており

地理的に重要な意味を持つ

場所であった事が分かります。

And to this day it remains a site of strategic importance as it lies at the northern entrance to Wadi Ara, an important mountain pass connecting the Jezreel Valley with Israel’s coastal plain.

廃墟を理解しやすくするための予想図

 ヨハネの黙示録16章の記述から、

ここが最終戦争の舞台になると

よく思われていますが、

ハルマゲドンという言葉は

メギッドの山、

ハル(山)・メギッドから来ています。

The Book of Revelation mentions apocalyptic military assembly at Armageddon, a name derived from Megiddo. The word has become a byword for the end of the age.

青銅器時代中期の城壁跡

 紀元前24世紀のエブラ文書に、

メギッドの町は城壁に囲まれた町として

記されていますが、

この城壁跡は紀元前4000年頃の

青銅器時代のものと考えられています。

If you compare the above picture with the one before, you can sort of visualize what the city gate looked like back in Middle Bronze period.

円形の祭壇と推察されるもの

 この丸い部分は

生贄をささげる為の祭壇だと

思われているもので、

鉄器時代初期のものです。

写真では分かりにくいのですが、

直径10メートルの巨大な祭壇です。

この祭壇の周りでは

沢山の動物の骨等が発掘されています。

One of the most notable object here is a solid circular stone structure which has been variously interpreted as an altar or a high place from the third millennium B.C.  This sacrificial altar is striking in its size (32 feet diameter) and location (behind the temple). A staircase leads up to the altar, a small temenos fence surrounded it, and large concentrations of animal bones and ashes were found in the vicinity.

穀物貯蔵に用いられた穴

 この地中に掘られた穴は

穀物貯蔵の為の穴で、

町が包囲されて

兵糧攻めにあった時の為に

作られたそうです。

Further on there is a hole in the ground like an inverted cone with two stairways spiraling down. This is a grain pit from the Israelite period, to store provisions in case of siege.

階段をてくてく降りていきます

 私は足の状態を考えて

行くのを断念したのですが、

メギッドの見所の一つが

地下水利用システムです。

Needing secure access to its water supply, Megiddo utilized different water systems over its history.

どんどん降りていきます

 紀元前9世紀にアハブ王が建設した

この深さ30メートル、

長さ70メートルの地下水利用システムは

鉄器時代の末期まで使用されていました。

In the 9th c. B.C., Ahab constructed a massive system with a 120′ deep square shaft and the bottom of which opens into a tunnel bored through rock for 300′ long to a pool of water.  This continued in use until the end of the Iron Age.

まだまだ降りていきます

 この地下水道が建設されるまでは、

町の住民は水を汲みに行くために

城壁の外へ出て行かなければ

ならなかったので、

このシステムがどれほど

利用価値のあるものであったか

想像できます。

炎天下の中、

皆が帰ってくるのを待ちながら

そんな事を考えていました。

Before its construction, Megiddo residents had to leave the city walls in order to get water from the spring。

長さ70メートルの地下水道トンネル

 このトンネル、

両端から同時に堀り進めて

行ったのですが、

中間地点でぶつかった時

わずか30センチの誤差しか

なかったというのですから

大したものです。

さて、次はカイザリヤのレポです。

This tunnel was hewn from both ends at the same time (like Hezekiah’s Tunnel) and its builders were only one foot off when meeting in the middle.

Next report will be about Caesarea.

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